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Channel: 葬儀の今と昔
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祖母の遺骨

祖母が亡くなったのは、自分が小学生のころだった。 葬式のときは、祖母が亡くなった悲しみよりも、盆と正月にしか会うことのない従兄弟たちと会えて、楽しさの方が上回っていた。葬式の会場となったお寺は子供の目で見れば、大きな遊技場のようなもので、通夜のあと、大人がお酒を飲みながら、食事をしているとき、その目を盗んで従兄弟7人とかくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたりして遊んだ。...

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高校の同級生の訃報

つい先日のこと、高校の同級生の訃報が入った。その同級生とは同じクラスになったことはなく、印象も薄い。 でも、高校を卒業してから40年近く経ち、高校生時代に誰と誰が知り合いだったとか、親しかったなどということを記憶しているわけもないので、訃報を知った友人のひとりが、別の友人に連絡し、それが四方に広がるバケツリレーのように広がって、自分のところにも来たということだった。...

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母からもらった数珠

私が中学3年生の時に祖父が他界した。 その葬儀のときに、母から数珠をもらった。母曰く「虎目石のいい数珠で、一生もの」だそうだ。 その時はその数珠の価値はわからなかったが、何度か葬儀に参列して、持って歩いていると、そのズッシリとした存在感が気持ちを落ち着かせてくれる。...

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